健康日本21(栄養・食生活)

健康日本21(総論)-厚生労働省ホームページより ピックUP

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☆カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミン(その他の抗酸化成分)などの摂取は、循環器疾患やがんの予防に効果的に働くと考えられている6)〜8)が、特定の成分を強化した食品に依存するのではなく、基本的には通常の食事として摂取することが望ましい。これらの摂取量と食品摂取量との関連を分析すると、野菜の摂取が寄与する割合が高く、平成9年で成人の野菜の1日あたりの平均摂取量は292gであるが、前述の栄養素の適量摂取には、野菜350〜400gの摂取が必要と推定される9)ことから、平均350g以上を目標とする。

−成人に対する個人目標(例)−
○適正体重を維持する。
 注)適正体重:「[身長(m)]
×22」を標準
 (BMI(Body Mass Index)は「体重(kg)/[身長(m)]
」で求められ、BMI=22を標準とする。)
○1日あたりの脂肪エネルギー比率を20〜25%にする。
○1日あたりの食塩摂取量を10g未満にする。
○1日あたりの野菜摂取量を350g以上にする。 
○カルシウムに富む食品(牛乳・乳製品、豆類、緑黄色野菜)の摂取量を牛乳・乳製品130g、豆類100g、緑黄色野菜120g以上にする。
○自分の適正体重を認識し、体重コントロールを実践する。
○朝食を食べる。
○1日最低1食は、きちんとした食事を、家族等2人以上で楽しく、
30分以上かけてとる。
○外食や食品を購入する時に栄養成分表示を参考にする。
○自分の適正体重を維持することのできる食事量を理解する。 
○自分の食生活に問題があると思う場合は、改善に努める。

 国民が食生活を改善するのにわかりやすい具体的な目標としては「食生活指針」を策定し、その普及を図ることが重要である。



参考ホームページ


NHK ためしてガッテン http://www.nhk.or.jp/gatten/

アジア流・野菜たっぷり作戦 http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/1997q2/19970507.html
特集! がん徹底予防術
http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2002q2/20020501.html

参考資料

健康日本21(総論)-厚生労働省 原文
http://www.kenkounippon21.gr.jp/index.html

財団法人 健康・体力づくり事業財団 http://www.kenkounippon21.gr.jp/index.html



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