食物繊維に注目!!第六の重要な栄養素と言われてきています!
大腸ガンや生活習慣病などの予防につながると言われています。
食物繊維は
ダイオキシンなどの毒素を体外に排出する働きもあると言われてきています。
最近は、食物繊維についていろいろな情報が多くなってきて理解も広がってきています
がここでもう一度解りやすくまとめます。
食物繊維の働き
食物繊維の定義:「細胞壁の構成成分,細胞内の貯蔵物質のうちヒトの消化酵素では消化され難い多糖類」とされています。
@ 大腸で乳酸菌やビフィズス菌のような善玉菌と言われる有益な腸内細菌を増やし、大腸の中を酸性に傾けます。
*それにより大腸菌・ウェシュル菌などの悪玉菌と言われる菌が活動しにくくなり腸内環境(腸内フローラ)を良い状態に整えます。
A ビタミンB郡・ビタミンK・葉酸などを腸内細菌が作りだしビタミン不足を補います
B 腸の蠕動(ぜんどう)運動を酸などが促します。
*水分の保有率も高い・かさも増える・適度な刺激で排泄を促すなどにより便秘予防に繋がります
C 糖質・脂質・コレステロールなどの吸収をおさえる作用があり当然ダイエットなどに有効です。満腹感を与え血糖値の上昇も抑え生活習慣病の予防になります。
D 毒素の発生を防ぐと同時、毒素を吸着して排出、毒素の腸内での滞留時間を速める事により接触が減り、大腸がんや生活習慣病の予防に繋がります。
E 免疫力をUpします
善玉菌と言われる有益な腸内細菌を多く腸内環境(腸内フローラ)が良い状態にあると、毒性が少ない上、適度な免疫力を刺激する事により日頃の訓練になり,花粉症などのアレルギーの予防や免疫力の上昇により、大腸ガンや生活習慣病などのいろいろな病気の予防に繋がると言われます
*サプリメントなどは天然食品に比べ種類が単純で科学合成の食物繊維も多いので安易な利用も考え物です

*今後、働きや水溶性・水不溶性食物繊維などの特徴をもう少し解りやすく書きこみます。
芋類と精製精白加工された米や麦などの違い。
*さつま芋はいも類のなかで、最も食物繊維が多いのも特徴です。
*芋類には食物繊維と同様な働きをするといわれるレジスタンススターチ(消化酵素で消化されにくいでんぷん)も多いです。
 昔、小学校の実験でジャガイモを1/2、1/4に切って灰を塗って種芋として植えた経験の有る人も多いと思います。つまり、芋類にはどこを切って小さくしても細胞一つ一つに芽を出す力があるのです。どこを食べても栄養バランスに優れています。
 逆に、現在主食とされる米や麦は過度に精製精白加工されてしまう為、大事な芽の元になる胚芽などが取り除かれてしまう事によりでんぷん部分が多い白い高カロリーの食物繊維・ビタミン・ミネラルが少ない食品なってしまいます。
胚芽など取り除かないままの玄米や胚芽小麦を食べると
一粒の種子、細胞としてバランスの良い食品ですが、いろいろな意味で食べられなくなってきています。
 そこで、精製精白加工された米や麦など穀類の一部、又は補助としていも類におきかえるとかなり栄養バランスが改善されます。
No6 食品の精白精製の問題点参考
さつま芋のヤラピンによる自然な便秘予防。
:便秘予防は大腸ガンや生活習慣病などのいろいろな病気の予防に繋がります。
*さつまいもは昔から便秘の予防に良いとされています。これはさつまいもの豊富な食物繊維とヤラピンが相乗効果を及ぼすためです。便秘ぎみの人や、野菜を食べない人などにもお勧めです。
*ヤラピンは天然の便秘予防に有効です。(同じく天然の便秘予防に有効とされるひまし油と似た成分です。)薬のようにだんだん慣れて必要量が増えたり感受性が鈍くなるといった副作用もほとんど無く、かなりの量を食べても、下痢をおこす心配がないのも利点です。

さつまいもは太るは間違い!

 ご飯と同じ量を食べても、エネルギーは低く、しかも便通がつくので太ることはない、ちなみにさつま芋の甘味はでんぷんが自然に分解した甘味で添加の砂糖とは違います、通常の米や麦などの穀類によるでんぷん食と変わりません。
植物性の食品で食物繊維・ビタミン・ミネラル沢山!! 
 野菜、いも、豆、きのこ、海藻類など植物性の食べ物(食物繊維・ビタミン・ミネラルが多いうえ、低エネルギー食品系)をそのまま過度に精製精白加工せず積極的に食べるよう心がけましょう。
 又、野菜たっぷりの水分の多い汁ものや、かさの多い野菜料理を先に食べてお腹をふくらませておくとカロリーも取りすぎず満腹感も早く起き食べ過ぎず自然にバランスも取れます。肉、ご飯、パンといった主食などエネルギーの高いものは後回しにします。

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